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店舗用安全システム開発 1996.10.31

店舗用安全システム開発

 セキュリティシステムの専門チェーンを全国展開しているセキュリティハウス・センター(本部大阪・岡崎友亮代表取締役)は、店舗向けセキュリティシステム「ファザーズⅡ」を開発、全国81か所の専門店で販売を開始した。
 これは、侵入・火災に対し、予防ー早期発見・初期対応ー事後処理の3ステップで対応する「自己完結型セキュリティシステム」。
 「侵入」に対しては、外周に接近した者があるとまずライトが点灯して犯罪を事前に踏みとどまらせる。さらに塀を乗り越えたり、窓ガラスを割った段階でセンサーが検知してベルで威嚇する。また、侵入者が電線を切断した場合には異常発生としてブザーで放置し、カバーする。
 「火災」に対しては、24時間体制で煙と熱を検知、72度を」超えたとき自動的に消火液を噴射するほか、ベルで近隣に異常発生を知らせる。
 侵入、火災発生時が無人の場合は、あらかじめ設定した指定通報先に音声または画像で通報できる。また、モニタリング・ビデオ録画など画像による現場確認の装備設定も可能。
 事後処理として、万一発声した事故に対しては独自の「セキュリティハウス保険」により補償する。

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