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セキュリティシステムの情報をコンピュータで制御1991.4 セキュリティ情報コントロールシステム

セキュリティシステムの情報をコンピュータで制御 セキュリティ情報コントロールシステム

 セキュリティシステムの設計、施工、販売を行うセキュリティシステム専門店を、北海道から沖縄まで69店舗設立、日本ではじめて全国チェーン展開している、㈱セキュリティハウス・センター(大阪府吹田市 岡崎友亮社長)では、セキュリティシステムの情報をコンピュータで制御、管理する「セキュリティ情報コントロールシステム」をこのほど開発し、販売をはじめた。
 このシステムは、各部屋及び共用部を、設置した侵入警戒センサで警戒し、警戒セット/リセット状況および侵入者検知時の警戒状態をCRT表示およびプリントし、即時処理できるシステムである。センサー信号伝送方式に2芯伝送方式を採用、工事・メンテナンスにも優れている。

 同システムの大きな特徴は、その優れた表示性、操作性、工事性、拡張性、変更性、アフターメンテナンス性にある。
① 優れた表示性:すべての表示は、状態及び状態の変化が一目で判断できるようなCRT表示を実施。例えば、ゾーン(地区)単位、センサ単位、フロアー上のセンサの設置を含めたセンサの警戒状態など、監視したいレベルの情報が即座に把握することができる。異常発生時には、どのゾーンのどの場所のセンサーが検知したかがCRTに表示されている。

② 優れた操作性:ファンクションキーの操作により、システムの警戒状態を一括設定、一括解除、個別設定、個別解除、復旧ができる。

③ 優れた工事性:センサ信号伝送方式に2芯伝送方式を採用、システムの追加、変更時の工事が簡単である。

④ 優れた変更性:センサ信号伝送方式が2芯伝送方式であるため、各種センサの移設などの変更に伴うセンサ名称、ゾーン名称、センサ①の変更なども内部データの変更で簡単にできる。

⑤ 優れた拡張性:センサの新設に伴う警戒内容の変化や別システムの追加やリンクが可能。

⑥ 優れたアフターメンテナンス性:2芯伝送方式であるため、配線が少なくアフターメンテナンス性に優れている。また、センサの故障時にはセンサ単体での機能停止を行うことにより、最小限の停止だけでシステムの警戒継続が可能である。

 同社では、全国の各セキュリティハウスにおいて、このシステム」の販売、施工、アフターサービスを一貫して行う。

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