マンションの防犯対策の基本は、「建物内に入居者以外を入れない」と いうことです。
そのためには、常に「人の目」にかわって監視をする「防犯カメラ」により24時間監視・録画をすることをおすすめします。
窃盗や強盗など犯罪者は「捕まりたくない」ため、「自分の姿を見られる・記録される」ことを最も嫌います。
従って、夜間でも鮮明な映像で録画できる最新の防犯カメラを設置することで、「犯罪者が犯罪しにくい環境」を作ることができます。以前は、防犯カメラの録画映像と言えば「画質が荒い」というイメージが多かったと思われます。
せっかく24時間稼働させて、犯行現場をとらえたのに、肝心の犯人の顔がぼやけている・・・特徴がはっきりわかりづらい・・・などでは、防犯の意味がまったくありません。
一方、ご家庭用のテレビはどんどん映像が鮮明になってきています。
細かい色の差異や、素材の質感なども、とてもきれいに映るようになりました。
防犯カメラは抑止効果も含め犯罪を未然に防止するだけでなく何か事案があったときの重要な証拠になりますから、記録映像も、より鮮明に記録したいですよね。
過去にはビデオテープでの録画が主となっていましたが、
現在は大容量記録できるハードディスクやUSBメモリーが発売されるようになり、
防犯カメラも高画質で録画することが可能となりました。
また、暗い場所も鮮明な映像を得る技術も進歩し、
デジタル放送の技術(HD-SDI)を応用した
フルハイビジョン式の防犯カメラが登場したのです。
一言で違いは画素数の違いです。
アナログカメラは38万画素、メガピクセルカメラは130万画素、フルHDカメラは235万画素となっております。
画素数が大きくなればなるほど細かいところまで再現できます。
カメラにはそれぞれに長所がありますので、記録したい場所や用途によって組み合わせることが必要です。
●長所
被写体の状況を鮮明に詳細まで確認したい場所などに適している。
●短所
配線可能距離が短くなり、広い敷地は苦手。
記録したりインターネット経由で画像を見るときに画像が大きく、重たくなる。
記録できる時間が短く、パソコンやスマートフォンで見たときに画像が止まることがある。
●防犯カメラは、固定配置とすること。
●防犯カメラの解像度は、38万画素以上のものを使用すること。
■弊社おすすめカメラ
【屋内】
カラーカプセルカメラ 有効画素数 38万画素
【屋外】
有効画素数 48万画素 最低被写体照度『0lx』
各カメラの記録は、カラーで、カメラ1台に付き『1秒間に1コマ以上』『デジタル方式』『ファインモード(SVHS相当)』で『1週間以上』とすること。
■弊社おすすめ録画装置
カメラ1台に付『1秒間2コマ』『デジタル方式』『高画質』で
『約33日』録画可能です。
※上記数値は、カメラ4台を想定。 ※コマ数はカメラ接続台数により異なります。
■共用玄関の配置
・共用玄関を通過する人物を写す。
・【画角基準B】
画面全体に人物の全身が写る大きさ
■ご提案する設置場所
抑止効果をより高めるため、共用玄関部に設置。
■共用玄関以外の共用出入口の配置
・扉を通過する人物を写す。
・【画角基準B】
画面全体に人物の全身が写る大きさ
■エレベータホールの配置
・通過、エレベータを利用する人物を写す。
・【画角基準B】
画面全体に人物の全身が写る大きさ
■ご提案する設置場所
カメラ台数を有効的に使用するため、
共用出入口、エレベータホールを
1台でおさえることができる位置に設置。
■駐車場の配置
・出入口を入出場する車両、運転者、
歩行者の状況を確認できるように補完。
・【画角基準B】
画面全体に人物の全身が写る大きさ
・車路や駐車状況を補完。
・【画角基準AA】
画面のほぼ1/3に人物の全身が写る大きさ
■ご提案する設置場所
全てを網羅するためには、カメラの設置台数が
必要になります。
抑止効果をより効果的に高めるため、駐車場出入口を
中心として、駐車場全体を幅広く見渡せる箇所に設置。
■駐輪場の配置
・置場出入口及び置場内の状況を補完。
・【画角基準A】
画面のほぼ1/2に人物の全身が写る大きさ
■ご提案する設置場所
駐輪場を中心として、駐車場も効率良く
おさえることができる位置に設置。